睡眠は長さより「質」が大事
睡眠は長い時間寝ればよいわけではなく、質が大事です。
つまり、深い眠りにつくことが重要です。
なかなか眠れなかったり、眠りが浅かったりすると、脳がしっかり休めないため、日中の活動に支障をきたす原因になります。
私たちの脳は、浅い眠りのときに、記憶の整理をしているので眠っている間でも活動しています。脳がしっかり休めるのは、深い眠りについたときだけなのです。
では、どうすれば質の良い深い眠りにつくことができるのでしょうか。
就寝・起床時間を一定にする
睡眠覚醒は体内時計で調整されています。
週末の夜ふかしや平日の睡眠不足を補う休日の寝坊や昼寝のしすぎは逆に体内時計を乱す原因になるので注意しましょう。
平日・週末に関係なく決まった時間に寝て起きるということを習慣化しましょう。
太陽の光を浴びる
太陽光など強い光には体内時計を調整する働きがあります。
光を浴びてから14時間が経過すると眠気が生じてきます。
早朝に光を浴びると眠くなる時間が早まり、起床も早くなります。
「早寝早起き」といわれますが、実際には「早起きすることが早寝につながる」のです。
逆に夜に強い照明を浴びすぎると体内時計が遅れて早起きが辛くなります。
寝る前は、携帯電話やスマートフォンなどの光を浴びずに速やかに寝るように心がけましょう。
夜は深い眠りにつくために、光を浴びないよう、常夜灯にして早めに床につくことをおすすめします。
脳を静かに休めるためには、真っ暗な状態が一番いいので、アイマスクなどを利用するのもよいですよ。
朝起きたら、たっぷりと太陽の光を浴びましょう。
寝酒はやめましょう
お酒は睡眠にとって百害あって一利なし。特に深酒は禁物です。
寝酒をすると寝付きが良くなるように思えますが、効果は短時間しか続きません。
飲酒後は深い睡眠が減り、早朝覚醒が増えてきます。
深い眠りにつくためには、お酒はほどほどにしましょう。
言葉の力を使いましょう
眠れないときに、睡眠薬を服用する方もいらっしゃると思いますが、悩み事や不安やストレスがある場合は、お薬と一緒にこの言葉を唱えて寝てください。
「この悩みは必ず解決します。安心して寝てください」
「この不安な気持ちは解消されます。安心して寝てください」
「このストレスは解消されます。安心して寝てください」
なぜこんな話をするのかというと、
それは、言葉には言霊(ことだま)といわれ、言ったことを現実化する力があるからです。
気持ちがついていかなくても、だいじょうぶ。
言葉が先にあって、それに感情が後からついていくものだからです。
言葉に出すのは簡単。お金もかかりません。あまりに簡単すぎて、言葉の力に気づいていない人が多いのです。続けると効果がでてきます。ぜひ、この言葉の力を使ってみてください。
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